広島で日米労働者国際連帯集会、熱く交流
11月4日、11・2労働者集会の熱気も冷めやらぬ中、UTLA、ILWU、BLE&T(機関士・列車乗務員労働組合)の4名の活動家が、広島を訪れた。その彼らを迎えて、動労千葉を支援する会・広島が「日米労働者国際連帯集会inヒロシマ」を開催した。
反戦被爆者の会の下田礼子さんが歓迎のあいさつを述べ、その後4名から発言を受けた。UTLAのグレゴリー・ソティアさんは、「8月6日にはヒロシマの出来事を必ず教えている。二度と核兵器を使わせない。動労千葉と共に闘う」と述べた。
ILWUのケナード・ウィルソンさん、デュアン・デルポソさんは、ランク&ファイル運動の実践を報告し、国際的な革命的政党の必要性を訴えた。BLE&Tのポール・ジャンセンさんは、毎年50%の労働者が首を切られて入れ替わる職場の非正規雇用の実態を報告した。質疑応答の後、広島連帯ユニオン、動労西日本、広教組、郵政労働者、医療労働者、広大生、8・6実行委員会などが、11月集会に至る過程での職場闘争、ストライキ、8・6大行動などの闘いを報告し、連帯をアピール。檄布を3労組に渡し、これからもっと団結を強めて共に闘っていこうと確認した。
その後の交流会にも多くの労働者、学生が参加し、国境を越えて共通する職場の問題やアメリカ労働運動における体制内との闘いなどを語り合った。最後に日米労働者が肩を組み、インターナショナルを歌い、来年11月での再会を約して解散した。4人は翌日原爆資料館などを見学し、広島をあとにした。UNITE!団結!