2008年11月 4日21:51

ハイテックRCDコリア労働者連日決起、日本法人に怒り

 11月1日に続いて4日、再びハイテックRCDコリア労働者と民主労総ソウル本部は、品川にあるハイテックRCDコリアの日本法人、ハイテックマルチプレックスジャパンへの申し入れ行動に決起した。動労千葉、全国労組交流センター、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会実行委らの闘う仲間とともに断固たる申し入れ行動を貫徹した。 悪質資本のさまざまな不当労働行為に対し、韓国の裁判所などで是正命令、差別是正勧告、有罪判決、解雇者復職判決などが出されているにもかかわらず、開き直り続けている資本に対して、ハイテック支会のキムヘジン支会長は今、15万4千ボルトの高圧電線塔の上で籠城20日目、ハンスト10日目を迎えている。この命がけの決起にこたえて、訪日団が連日決起している。

 「皆さんの誠意に勝利で応えたい」という当該のチョンウンジュ副支会長の言葉を受けて、全員で会社事務所に赴いた。ところが、資本側と話しているさなかに、ガードマンがそれを妨害、「不法侵入だ」と言いなして、話を中断しようとする。不当な介入をはねのけて、午前9時30分過ぎにチョンウンジュ副支会長とイジェヨン本部長、動労千葉が抗議書簡を携えて社長との面談に入った。「命かけて日本で生き残るためにやっている。同じ韓国人じゃないか。困っているからやめてくれ」と泣き落としに出てきた。冗談じゃない! 命がけで悪徳資本と闘いぬいている労働者を見殺しにして労組弾圧を続けているのはどこのどいつだ! 1時間の追及の結果、韓国の本社と対応を相談し、明日(5日)午後2時に回答すると約束した。
 この日の行動で、10月19日の幕張メッセでの抗議行動が大きな圧力となって資本を追い詰めていることがはっきりした。幕張メッセでの行動にすぐさま警察権力に通報した人物こそが、日本法人の社長だ。資本は、韓国製品だけでなくドイツなどの製品も扱っているなどと抗議をすり抜けようとしたが、そんなことは許さない! こうなったら、抗議からの逃亡を許さず、連続した闘いを貫こう!(S)

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