関合労・技能育成分会が24時間スト!9人の偉大な決起万歳!
11月13日、関西合同労組大阪東部支部・技能育成センター分会は、派遣先の森精機奈良工場において、「森精機は契約解除=解雇を撤回しろ!」を掲げて24時間ストを打ち抜いた。森精機構内での集会とデモを闘いとった、実に感動的なストライキだ。やったぞ! 分会の仲間は勝利感でいっぱいだ。「生きさせろ」ゼネストの突破口を切り開く、まさに歴史的な決起だ! 9人の仲間の偉大な決起、万歳!
< 10月9日、森精機は突然、派遣労働者全員の契約解除=解雇を通告してきた。11月10日に4人の労働者が首を切られた。12月末までに全員が首を切られるのだ。派遣元である技能育成センターは、センターに戻るか辞めるかを迫ってきた。センターに戻っても、来年1月には技能はプレミアラインに統合される。結局、多くの労働者が次々とクビを切られていくんだ。
そもそも俺たちは、派遣元である技能育成センターに対し、ものすごい怒りをもっていた。低賃金である上に、手当てや一時金など、まともに約束通り支払われたことがないのだ。俺たちは職場の仲間に声をかけ、労働組合に入って闘おうと呼びかけた。その最中に森精機による突然の全員解雇だ。ふざけるな! 俺たち派遣労働者はモノじゃないぞ! 工場を回しているのは俺たち労働者だ! 俺たちは森と技能を串刺しにする闘いを決意し、10月15日、関西合同労働組合技能育成センター分会を結成した。そして10月29日と11月7日の2回、技能に団交をたたきつけたが、技能はまったくのゼロ回答だ。上等じゃないか! 交渉で何とかなるなんて最初から思っていない。こうしている間にも仲間が次々と首を切られていくんだ。
ストライキで闘おう! 俺たちは、仕事を終えてから連日の分会会議をもち、議論に議論を積み重ねていった。みんなそれぞれ不安や葛藤と闘いながら、技能育成分会は急速に団結を固めていった。ほんのこないだまで、労働組合って何? という仲間がほとんどだった。一人ひとりが「13日の蜂起」に向かって、ものすごい飛躍と転換を勝ち取っていった。分会結成から一月も経っていない。これが「革命」だ!
11月末に首を切られる仲間がいる。12月末には全員が切られるんだ。俺たちは、さらに第2波、第3波のストライキをたたきつけてやる! 関合労は闘うぞ! 技能育成分会は闘うぞ!(N)