富山WA、「街頭とデモ隊が一つ」を実感、闘う団結固める
9月28日、全国の仲間とともに、富山でワーカーズアクションを闘いぬきました。富山駅前ビル内で集会後、富山駅周辺をデモ。駅前で11月集会の参加を呼びかける街頭宣伝をやりぬきました。
集会でには、「世界は革命情勢だ!」のDVD上映後、青年労働者から基調提起。富山大の学生からは、法政大での闘い、27日東京のワーカーズアクションに参加した熱気あふれる報告がされました。そして「獄中の武藤君、仲井君と共に闘おう。11月の参加を学生に訴えていきたい」と決意が語られました。武藤君仲井君の獄中からのアピールも紹介されました。
討論では、一週間前の街頭宣伝で出会い、その後ビラまきや集会の準備をともに担った青年労働者が発言。「自分はフリーターで、今は失業中。今の社会を変えたいと思うが、人に訴えるだけの確信はまだ持っていない」という彼の発言を受けて、「いっしょに団結して闘おう」「仲間になってほしい」「わたしたちには社会を変える力がある」と真剣な討論がおこなわれました。
北陸ユニオンの組合員からは、「会社から『障害』を理由に解雇通告され、死のうかとも思ったが、ユニオンに入って仲間が会社にビラをまいてくれ、職場にもどることができた。本当にうれしかった」と発言。青年労働者も長年労働運動に携わってきた労組交流センターの労働者も一つになって、闘う団結を固める集会としてかちとられました。
集会後「生きていけるだけの賃金よこせ!大幅賃上げゼネストをやろう!」という横断幕を先頭に、富山駅周辺をデモ。「がんばって!」と車から手を振る女性労働者や横断幕を指さしながら「闘おう」とうなずく年配の男性。沿道の青年労働者や高校生たちも笑顔で注目しており、街頭とデモ隊がひとつになったと実感できました。
デモを終えて、駅前での街頭宣伝では、妨害にきた駅当局にたいして、「国鉄分割民営化でどれだけの労働者が解雇されたと思っているのか」と弾劾し、「国鉄1047名解雇撤回!11・2労働者集会へ」と訴え、断固貫徹しました。(ワーカーズアクションin富山実行委員会 M)