岡山、ゆうメイト懲戒解雇粉砕へ団体交渉
不当な雇止めに抗議したら懲戒解雇!?───こんなデタラメが許せるか! 岡山中央郵便局に勤務するゆうメイトの青年労働者I君と岡山マスカットユニオンは、9月26日、郵便事業会社岡山支店との団体交渉をたたかった。 8月29日の雇止め通告、9月6日の懲戒解雇通告以降の朝夕の連日の局前抗議行動に追いつめられた支店当局は、団交の交渉委員を2名に制限する規制をかけてきた。「JP労組さんにも2名でお願いしている」というのだ。御用組合は許してもわれわれは許さない。組合は9名の交渉委員を選任し、組合員・地域の仲間とともに総勢20名を超える隊列で局前に登場した。
職制が阻止線を張るが、「不当労働行為をやめろ」と激しく抗議し、いったん20名全員が局舎内に入る。支店当局が交渉のために用意した部屋は4名しか入らない応接室であることが判明し、全員の怒りが爆発。テーブルが室外に放り出された応接室に交渉委員全員が入室し、そのまわりを結集した仲間が取り囲む中で、団体交渉が開始された。不当な人数制限を実力で粉砕したのだ!
懲戒解雇の理由を具体的に明らかにしろ!───当該のI君の激しい追及の前に、総務課長は消え入るような声で就業規則の条文を繰り返すばかりで、何ひとつ事実を明示できない。「こんないい加減なやり方で懲戒解雇ができるのか!」「ふざけるな!」と交渉団はさらに激しく詰め寄る。追いつめられた総務課長は、2回目の団体交渉の設定を約束せざるをえなかった。
懲戒解雇という労働者に対する死刑宣告に手を染めた支店当局を、われわれは絶対に許さない。広島、仙台、全国で雇止め攻撃とたたかうゆうメイトの仲間とともに、そして本務の労働者とも団結をうち固め、監獄職場=郵便局を労働者の手に取り戻していこう。9.27-28ワーカーズアクションの大爆発から、11.2一万人大集会の勝利へ突き進もう。