WAin松山。飛び入り参加と「がんばって!」の声
9月28日、「生きていけるだけの賃金をよこせ!」を掲げて坊っちゃん広場で行われたワーカーズアクションin松山は、飛び入り参加と、「がんばって!」の激励のなか、集会とデモ。その後の交歓会で、職場の現状を紹介し、「みんなで労働者集会へ行こう」と盛り上がった。
ホームページを見て、坊っちゃん広場の会場に飛び入り参加した若者は、「現在、求職中。会社とがんがんやりあった。100時間を越えるサービス残業。このままでは生きていけない。青年がクイモノにされている。怒りで一杯。思っていることを本音で思いっきり叫ぼう。自民党と民主党の政権争いに労働者の未来はない。労働者がもっと怒って、もっと立ち上がっていかないと。今日は、そのために参加した」と語った。
郵政職場の労働者は「一つの職場に三つも四つも別々の会社。こんなのは異常。組合は現場の声や要求に、無視か押さえつけしかしない。非正規職の労働者が増えてきた。お互いに名前も知らない。こんな職場ではだめだ。同じ労働者として団結して闘いたい」と。医療労働者は、「医療改革で、病人やお年寄りが病院から追い出されている。自宅待機、自宅療養で、江戸時代に逆戻りしている。そのうえ、職場は多忙化。このままでは労働者も患者も殺される」と怒りを語った。民間の労働者「組合の御用化。委員長のあり方に、青年らから疑問や怒りが広がっている。執行部の私にもその怒りがぶつけられた。本音で青年らと論議して、今の組合を変えていく」と決意を表明した。
デモでは「11・2労働者集会」を呼びかけるチラシが、面白い様に、手渡っていく。「がんばってください」とチラシを受け取った人らから声がかかる。デモにも、知らないうちに知らない人が「そこまで一緒に歩かせて」と合流していたり。「チラシ下さい」と寄ってくるカップルも。
みんな、団結を求めている。一緒に闘える機会を求めている。そのことがストレートに感じられるワーカーズアクションになった。「大幅賃上げ・非正規職撤廃」は、労働者が生きるためにも、団結するためにも本当に切実なスローガンになった。小さなデモから大きなデモへ。街頭デモから職場での怒りのストライキへ。11月、日比谷で会いましょう。(投稿)E・M