ワーカーズアクションin岡山、ゆうメイト懲戒解雇に怒り
9月28日、ワーカーズアクションin岡山が市内中心部の公園に35名の労働者・学生の結集のもとにたたかわれた。ゆうメイト労働者懲戒解雇に対する26日の郵便事業会社との団交闘争に県内各地から駆けつけた多くの組合員と支援の仲間が、28日ふたたび集まった。そして職場から仲間を誘って参加した労働者、局前闘争でビラを受け取って初めて参加した労働者や、飛び入りの参加者の姿も。「労働者を使い捨てにするこんな社会を変えよう」という連日の訴えが、職場と地域の労働者の怒りに火をつけたのだ。
集会は実行委員会の女性労働者の開会アピールの後、懲戒解雇粉砕をたたかう当該のゆうメイトI君からの熱烈な戦闘宣言、参加した労働者からのリレーアピールを受けた。どの発言者もI君懲戒解雇への怒りと、たたかわない体制内労働運動への怒りに満ちている。労働者の団結にかけきってたたかうことへの確信と展望がますます深まっていった。
「今日の集会とデモを引き継いで、11・2日比谷へ結集しよう」とのまとめのあいさつの後、市内デモに打って出た。デモコースは市内のメインストリート、目指すのはゆうメイト労働者I君に懲戒解雇攻撃をかけてきた岡山中央郵便局だ。青年労働者を先頭にのぼり旗とメッセージボード、プラカードを掲げたデモ隊は、片側3車線道路の2車線を占拠して進む。警備に動員された警察権力はその迫力の前に手出しすることもできない。解放感あふれるすばらしいデモだ! そして岡山中央郵便局前では、激しい怒りのシュプレヒコールが繰り返し繰り返したたきつけられた(写真)。
「今年は11・2に行ってみたくなった」と、十数年ぶりに参加したある労働者はデモの後、語った。集会とデモを最後までたたかった参加者は、「次は11・2日比谷だ」「団結して麻生をぶっ倒すぞ」と決意を固めた。