9・27WAin東京、650人が「次は麻生打倒だ」を宣言
9月27日夜、東京でワーカーズアクションの集会とデモが650人の労働者の結集で行われた。文京区民センターでの集会後、神田・錦華公園までデモした。「生きていけるだけの賃金よこせ! 団結すれば勝てる! 社会の主役は労働者。福田を打倒したぞ。麻生も倒すぞ」――シュプレヒコールが夜空に響き渡った。デモに飛び入り参加する人、ビルの中や街頭から手を振り、エールを送る人、握手を求める人など労働者の圧倒的な支持と共感を得た。
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集会では、司会を神奈川の民間労働者が務め、最初に動労千葉の川崎昌浩執行委員が発言した。「金融大恐慌に陥り瀕死の資本主義を打倒しよう。国鉄1047名闘争を裏切る4者・4団体路線を粉砕し、国鉄闘争と労働運動の勝利を切り開こう。11・2労働者集会に1万人集めよう」と熱烈に訴えた。次に国労秋田闘争団の小玉忠憲さんが「体制内派の10・24と11・2との激突という絶好の構図ができている。最高の闘いのチャンスだ。私は今、楽しくてしょうがない。4者・4団体路線を徹底批判し、すべての労働者に選択を問おう」と展望を語った。
基調報告は全逓の青年労働者が行った。「世界の労働者とつながり、資本家をたたきのめし、労働者が権力を握るときが来ている。それを抑え込んでいる体制内派を打倒しよう。名乗りを上げる時は今だ。民営化攻撃には絶対反対しかない。麻生内閣打倒! 俺たちが先陣を切ろう!」と提起した。参加者は圧倒的な拍手でこたえた。全学連の織田陽介委員長が「小泉がやめた。私たちの怒りが敵を追いつめて次々ぶっ倒している。路線を貫いて闘えば新自由主義に勝てる」と宣言。法政大学文化連盟の学生のアピール、カンパアピールの後、現場で闘う労働者として、埼玉の金属の女性労働者、全逓労働者、神奈川の教育労働者、埼玉と東京の自治体労働者、東京の医療労働者が次々と発言した。職場での闘い、党派闘争、団結強化・拡大で、11・2集会1万人結集へ攻め上っていこうと力強い発言が行われた。 集会後、隊列を整え、機動隊の大型バスのバリケードと数百人の機動隊・私服の弾圧をはねのけて、錦華公園まで意気高く戦闘的にデモを行った。