自治労定期大会に情宣、民営化反対を訴え
8月28日、自治労第80回定期大会が千葉ポートアリーナで開催された。全国労組交流センターは、大会に参加する組合員への宣伝に決起した。自治労中央は階級的労働運動を闘う組合員の登場を恐れて公然と警察を導入していた。怒りを倍化させ宣伝活動を開始。前夜からの雨は、一転快晴。「世界は革命情勢。自治体労働者は生きさせろと、大幅賃上げのゼネストにたとう」と全国から駆けつけた仲間が次々と訴えた。「民営化絶対反対、ストライキで闘おう」のビラが次々と受け取られていく。
当局の手先となった自治労本部派から除名された青年労働者が堂々と登場。除名を強行した組合執行部を徹底弾劾し、「民営化絶対反対を貫き除名されました。銚子市民病院が閉鎖される時に本部は何ら闘わない。警備の仲間の皆さん。自治労中央は警察まで引き込んで誰から大会を守ろうというのか。労働者は団結し、現場から闘う自治労をつくろう」と、団結を訴えた。
昼休みには、千葉労組交流センターの仲間がかけつけ、民営化に反対して共に闘おうと訴えた。自治労本部は千葉の自治体労働者を警備に動員した。そればかりか警察を呼んで阻止線を張った。このような労働者の分断がいかに情けないことか、真剣に考えてみてください!と、次々とアピールが続いた。「労働者は社会を変える力がある」「派遣の僕がどうして今日ここに来たのか?派遣と正規に分断されて悔しいからだ。だけど、分断されていても労働者としての怒りは同じだ。労働者はひとつだ」「橋下は許せないし福田も許せない。公務員だけの問題じゃない。みんなの問題だ。生き死にかかっているんだ」「今日の自治労大会は決定的だ。自治労本部を打倒し、共に闘おう」と訴えた。
入口では多くの自治労労働者がその訴えを真剣に聞いていた。もはやものものしい阻止線など無意味となった。圧倒的な注目の中、11月集会の賛同署名が次々と集まり分断を乗り越え、熱烈な合流を勝ち取った。(M)