婦民全国協が第25回全国総会開く
8月23~24日の両日、婦人民主クラブ全国協議会の第25回全国総会が相模原市で開かれた(写真)。80歳を超える大先輩から若い女性まで計121人が集まり、「女性の解放は労働者階級の解放の中にある。この全国協結成の原点をねじ曲げようとする動きを断じて許さず、11月労働者集会1万人結集の先頭に立って闘おう!」と熱烈な戦闘宣言を発した。2日間の討論は、「私たちは仲良しクラブではない。本当に路線で一致し、本物の団結をつくろう」と真剣そのもの。最後に、総会直前に脱会を表明して逃亡した関西の松野尾かおる元運営委員らの組織破壊策動を弾劾する特別決議が、総会宣言とともに採択された。「今こそ闘う婦民全国協の旗を全国津々浦々にうちたてよう!」の決意の声がとどろいた。
総会には、地元相模原とともに、とりわけ関西や広島の会員が大挙結集。討論では冒頭で、神戸支部、大阪北支部、大阪南支部など関西から8人が発言。塩川一派が婦民関西協の中でやってきた反動労千葉・反11月集会策動と必死に対決・格闘し、ついに彼女たちを打倒して、新たな関西協の立ち上げを勝ち取ったという勝利の報告が、一人ひとりの熱い思いを込めて語られた。これを受けて、各地の会員が「革命情勢だからこそ、階級的立場と路線が問われる」と次々に発言。今まで婦民新聞の読者にとどまっていたが断固会員になる、自分の地域に新たに支部を立ち上げるという発言もあり、会場が沸いた。全国協結成から4半世紀の苦闘を経て、今日の革命の時代を担うにふさわしい新たな婦民の大運動が、ついに始動を開始したと言える総会だった。共闘団体からも、婦民全国協のこの革命的再出発を断固支持してともに闘う決意がこぞって表明された。(千)