富山大弾圧・武藤君第一回公判に勝利!
4月15日に富大キャンパスでビラまき・クラス討論で逮捕・起訴された武藤淳範君の第一回公判が8月19日、富山地裁で行われた。傍聴には、法政大、京都大、広島大からも学生がかけつけ、富大の学生、青年労働者を先頭に、富山大OB、北陸労組交流センター、合同労組北陸ユニオンの仲間とともに、法廷を揺るがす大闘争が闘いぬかれた。富山地裁は、地裁始まって以来の厳戒体制をしき、これに抗議した学生や青年労働者を次々と裁判所の外に強制排除した。武藤君は冒頭意見陳述で堂々と、サミット粉砕を学生に訴えたことが大学当局と国家権力を追いつめたことをはっきりさせ、革命への展望をアジりきった。退廷させられた仲間は裁判所前で弾劾行動をやりぬいた(写真)。
富山地裁は、武藤君とわれわれの闘いに心底ビビっている。法廷に至る廊下には金属探知器を設置し、民間業者を雇っての持ち物チェックやボディーチェックを強行した。これに抗議した仲間が、なんと法廷にも入っていないのに構外退去させられた。法廷内では、傍聴席の最前列にいた仲間が、開廷までの時間にボディーチェックに二言三言抗議しただけで次々と強制退去させられた。「ふざけるな!まだ開廷もしていないのに、何が退去だ!」
裁判所構外へ退廷させられた仲間は、ハンドマイクを使い正面玄関で抗議し、更には法廷のある建物の直近に移動し、法廷めがけて徹底弾劾した。「こんな裁判も裁判長も終わってる!」。しばらくすると法廷から構外に連れて行かれる武藤君が見えるではないか。護送車に乗せられ動き出す車に立ちはだかりアジテーションとシュプレヒコールをガンガンたたきつけた。裁判所職員はただととまどうばかり。次回公判は10月9日。弾圧を団結に! 職場で、大学で武藤君とともに闘おう!(富大ビラまき弾圧を許さない会 M)