2008年8月 5日00:48

Crackdown in Hosei Uni: Anger explodes against the judge at public trial to explain grounds for detention

法大弾圧勾留理由開示公判、裁判官に怒り爆発

 8月4日、7・24法大弾圧(建造物侵入デッチあげ逮捕)の3人の勾留理由開示公判が東京地裁で行われた。逮捕された家族をはじめ、30席近い傍聴席に入りきれないほどの大結集だ。「『法政大弾圧ぶっとばせ!7・24全国集会』に参加して、私も黙ってはいられない」と集まった学生もいた。
 われわれが法廷に入ると手をふったりガッツポーズで元気に応える3人の被逮捕者の仲間たち。

  弁護士の追及で許し難いことが次々と明らかとなった。建造物侵入罪というが、3人のうち1人は法大キャンパスに入っていない。裁判官はこのことを認めながら、その1人についても勾留を認めている。建造物侵入未遂罪? そんな罪名があるか! 
 しかも裁判官は「正当な理由なく法大キャンパスに侵入」などとデッチあげているが、いざ「正当な理由とは何か」と追及されると、「これ以上答える必要ない」と繰り返すだけだ。こんなデタラメな理由で、よくも仲間を10日間も勾留したものだ。
  さらに、3人が黙秘をしていることが勾留する理由だという裁判官。黙秘権の侵害だ。
 逮捕されたB君の取り調べでは、「事件」のことについての取り調べはほとんどされていない。公安刑事どもは、卑劣にもB君の所属するサークルの友人の写真を見せ、「活動家の仲間を裏切れ」と迫っていることが取り調べの大半なのだ。弁護士は、このことについて「取り調べは転向強要が目的じゃないか! こんな勾留が認められるか!」と弾劾した。「勾留理由とは関係ない」としらを切る裁判官に、傍聴席の怒りも爆発。こんな弾圧絶対に許さない!
 今回の公判は、7・24弾圧をうちやぶって、逮捕された3人と弁護士、傍聴席が本当に一体となって闘い、法廷を圧倒した。10日間の勾留延長を決定した東京地裁を許すな! 3人を絶対に取り戻そう! 起訴攻撃を絶対に粉砕しよう!(D)

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