サミット戒厳体制粉砕! 7・6札幌市内デモ貫徹
7月6日、全国から北海道現地に結集した労働者・学生は、超戒厳体制を打ち破って札幌の目抜き通りを席巻する戦闘的デモを打ちぬいた。午前11時から大通り公園で大街宣を展開。午後1時から開かれた「サミット粉砕!全国労働者総決起集会」には260人が集まった。呼びかけ団体からのあいさつを行った田中康宏委員長は7月4日の動労千葉本部への不当捜索をはじめ、この間のサミット大弾圧を激しく批判し「これこそがサミットの本質だ」と弾劾した。そして「われわれ自身が新しい社会を作っていくときがきた。労働者はその力を持っている。サミット反対闘争をその出発点にしよう」と訴えた。集会では、タクシー労働者、自治体の青年労働者をはじめ北海道労組交流センターの仲間が次々と発言。この日の闘いを終始牽引した。午後4時に動労千葉の組合員を先頭にデモに出発! 戒厳体制をものともしない力強いデモの登場に、沿道からは圧倒的注目が集まった。(写真)
G8サミットに反対するために来日していた金属労組を先頭とする民主労総の組合員のうち、4人の組合員が入国をストップされて入管に抑留され、一人が「転び公妨」で逮捕されている。来日した組合員は仲間の即時釈放を求めて札幌市内の大通り公園で座り込み抗議行動を展開している。デモを終えた田中委員長を先頭とする動労千葉の組合員は、座り込み闘争現場を訪れて民主労総組合員を激励。固い握手を交わした。 (写真)