法大裁判 新井君が38人逮捕を徹底弾劾
6月3日、東京地裁で開かれた4・27法大弾圧裁判は、新井君・友部君を先頭に38人逮捕を徹底弾劾する場となった。5月28日にデッチ上げ再逮捕されて獄中から出廷した新井君は、「大学職員が『殺してやる』と言って学生に襲いかかっている時に、それを問題にしないで何が裁判だ! この弾圧を支えているのが裁判所だ!」と裁判長に怒りをたたきつけた。そして「逮捕されたが取調べはまったくない。何のための勾留か。僕を含めて全員をすぐに釈放しろ!」とつきつけた。 地裁前では法大救援会のビラが雨にもかかわらず次々と受け取られ、大きな反響を呼んだ(写真)。
この日の法廷で新井君は「38人逮捕されたのに今日の傍聴席は埋まっている。僕は感動している。ついに資本主義とその国家権力に対して労働者・学生の怒りが爆発する時が来た。われわれはこんなくだらない裁判をやってる裁判所なんかふっとばし、法大スト、サミット決戦を断固ぶちぬく!」と宣言した。友部君も「僕の後輩たちが昨日からハンストに決起している」と、怒りを新たに闘いの決意を語った。裁判所も検察も、その迫力の前にもはやグラグラだ。権力は獄中の38人を全都の警察署に一人ずつ分散勾留し、分断しようと必死にあがいているが、鉄の団結の前になすすべがない状態だ。
法政大でのハンストは2日目に突入した。この闘いと連帯し、東京地裁前での連日のビラまきに立とう! サミット決戦への猛進撃の中で38人奪還の闘いをやりぬこう。