最後の勾留開示公判が闘われた。暴力を振るっているのは大学当局だ!
6月17日、38人の最後の勾留開示公判が東京地裁で行われた。5・28弾圧(警備員への傷害でっち上げ弾圧事件)の3人が元気に出廷した。
開示公判で、デタラメ極まる弾圧の実態が暴かれた。3人と「共謀」したとして不当逮捕された織田陽介全学連委員長に対する逮捕は共謀罪の先取りとも言える大弾圧だ。「共謀」の事実などは皆無だ。「当日の挙動と言動で判断した」などと言って開き直る裁判長。共謀罪は「目配せ」などの具体的な態様をもって犯罪とするが、それすら開示できない裁判長。事実など最初から存在しないのだ。
他の2人は、警備員に5日間の治療を要する打撲を与えたとして「傷害」でデッチあげ逮捕された。しかしその具体的な身体的被害について裁判長は答えることができない。暴行・傷害を受けているのは学生の方だ! 2人は、大学職員や警備員からの暴行に対して抵抗しただけだ。暴行を振るっているのは大学の方である。弁護人の意見陳述では、勾留中の新井君が肋骨が折れていたことわかり治療を受けていたことが暴露された。傍聴の仲間は怒りの弾劾の声をあげた!
大学当局と警視庁の暴力支配に対する徹底弾劾の場として開示公判が圧倒的に闘われた。38人を絶対に奪還しよう!