解同全国連西郡支部3回大会が歴史的成功
6月15日(日)第三回部落解放同盟全国連合会西郡支部大会は、桂人権コミュニティーセンターの会場いっぱいの330名の大結集で歴史的勝利をもぎりとった(写真)。 一つは、応能応益絶対反対の住宅闘争を供託による団結で原則を貫いてたたかってきた自信と確信に燃えて、「もう曖昧なものはふっとんだ。いよいよ勝ちに行くんだ」と宣言したことである。二つは、世界が革命情勢にあることをはっきりさせ、新自由主義と対決し、革命をめざして労働者とともに進む解放運動の路線を打ちたてたことである。
全国連中央本部は、支部大会を前に突然6・13分裂集会を強行した。自民党・解放同盟本部派と手を組んで革共同を糾弾する17回全国大会の路線は、供託でたたかう西郡支部を権力と一緒になってつぶすことだったのだ。「うちらはだまされへんで!」これが西郡住民の回答であり、6/13集会は誰にも相手にされず破産した。
第三回支部大会は、ひと言で言って団結大会であった。明け渡し・差押えの大弾圧に「負けてたまるか」と地獄からはい上がってこれをはね返してきた団結。全国連・同住連の「分納」路線、青年部と支部に対する分断と団結破壊を、逆に闘うか退くかの曖昧さを許さない一人ひとりの選択を通して、かけがえのない支部の団結がうち鍛えられたのだ。
冒頭の主催者挨拶から最後の団結頑張ろうまで、青年部を先頭に一人ひとりの発言に部落民の誇りと団結、労働者との団結、階級の団結がみなぎり、それが大会全体を獲得した。
それがそのまま大会後の交流会に持ち込まれた。2/24以来100日を共に闘いぬいた全国の部落のきょうだいの思いが解き放たれ、法政弾圧とたたかう学生、職場で資本・体制内指導部と対決してたたかう労働者が、差別分断を乗りこえてひとつの階級的団結をつかみとったのだ。
この勝利は、細胞の団結、プロ独の地区党建設の真剣な格闘の開始と一体である。6/29サミット粉砕・渋谷デモに決起し、11月へ進攻しよう。