5・29法政大で大激突! 33人不当逮捕
5月29日、法大は闘う学生と権力・当局との一大激突の場となった。この日、法大生と全国から結集した学生は、前日の学生5人のデッチあげ逮捕、文化連盟O君への不当処分に激しい怒りを爆発させて蜂起した。昼休み開始とともにものの見事に大弾圧体制を突破し、キャンパス中央に学生が登場した。集会破壊に群がってきた職員を徹底弾劾して蹴散らし、実に解放感あふれる学内デモがかちとられ、"法大解放! 闘争勝利!"のコールが全キャンパスに響きわたった。もはや法大当局は、指一本触れることもできない。
たまりかねた警視庁公安一課の刑事どもが午後1時、学内になだれ込んだ。これを迎え撃ったデモ隊は、互いに固くスクラムを組んで一歩も引かずに闘い抜いた。権力は卑劣にも1人の学生に3人で襲いかかり、33人もの学生を不当逮捕したのだ。
逮捕攻撃をはね返して生還した学生、文化連盟の学生、駆けつけた労働者などが外壕校舎前で直ちに抗議集会を開いた。「こんな大学、監獄なんだよ!」「みんな! 逮捕された33人のように闘おう!」――火の出るようなアジテーションに外壕校舎前は人だかりで一杯になった。結集した学生と労働者は法大包囲デモを貫徹し、空前の大弾圧に手を染めた新総長・増田壽男のいる九段校舎に激しい怒りをたたきつけた。
2日間で実に38人もの逮捕、06年3・14弾圧以来のべ83人におよぶ不当逮捕にも関わらず、とことんまで追いつめられきっているのは法大当局の側だ。「奴隷の道か、人間解放か」をかけ、己の人生をかけて立ち上がった学生を、もはや何人たりとも止めることなどできない。残った全学連の学生は「俺自身が『織田委員長』になって闘う」と、猛然たる決起を始めている。今こそあらゆる職場・大学で法大生のように闘おう! 団結のみに依拠し、ストライキに立とう!