外登法・入管法と民族差別を撃つ全国集会が大成功
5月11日、「打ち破ろう分断!取り戻そう団結!民族差別と入管体制を打ち破り全世界の労働者は団結しよう!」をメインスローガンに掲げた第19回外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会(同実行委主催)が横浜市教育会館で開かれ、580人が集まった。韓国から民主労総ソウル本部を迎え、動労千葉を先頭とする日本の労働者人民が在日・滞日外国人と大合流し、階級的共同闘争、国際連帯こそが世界革命を切り開くことを宣言する歴史的な入管集会となった。
冒頭、4月27日に急逝された林歳徳さんに黙祷をささげ、林さんの意志を継いで日本革命勝利に突き進むことを誓って始まった集会では、全国実の代表が「支配階級によって築かれた分断の壁を打ち砕き、民族・国籍・国境を越えた労働者階級の団結を固めていくのが新たな、本来の入管闘争です」と基調報告。これにこたえ
て動労千葉の田中康宏委員長が、「自国の帝国主義と闘うこと、とりわけ自分の職場で闘うことが国際連帯だ」と、実践方針を提起した。4・20関西集会に続き、新たな入管闘争が力強く始まった。(本紙・室田順子)
写真上=580人の参加者が横浜市教育会館ホールを埋め尽くした。動労千葉の田中委員長は、「ライフサイクル」をつぶすためにストを構えて闘うことを宣言した
写真下=「労働者は国境を越えて」と題し、連帯のアピールをする韓国の民主労総