イラクの労働者からILWUへのメーデーメッセージ
イラクの港湾労働者がメーデーの港湾封鎖行動に決起したILWUに送った連帯のメッセージを紹介します。このメッセージは港湾封鎖の各集会会場で読み上げられた。
イラク港湾労働者一般組合より:
国際港湾倉庫労働組合へ:
カリフォルニアILWUの兄弟姉妹の皆さん。
イラクでの戦争と占領に抗議するためにメーデーストライキを決行するというあなたたちの勇気ある決断は、占領に反対し、われわれと全世界の人びとのより良い未来を実現しようとするわれわれの闘いを前進させてくれます。
われわれは労働者だけがより良い世界を作ることができるということに確信を持っており、あなたがたの行動はその実例であり、証左です。社会の中で労働運動こそが政治の現状を人類の利益のために変えることのできる唯一の要素です。イラクのわれわれは、あなた方を尊敬し、米国政府の野蛮行為に対する勝利が成し遂げられるまで、あなた方を支持します。
過去5年にわたって、占領が生み出した宗派の一味は、われわれ労働者の中に対立を持ち込もうとした。労働者やその居住地域、市場などを標的にし、無差別にいろいろな爆発物や迫撃弾を使い、銃を乱射したことは、社会を破壊しようとする大きな企みの一部だったが、彼らは惨めにも彼らのこの凶悪な目的を達成することができなかった。われわれは今、占領当局と宗派民兵の狙いの双方に打ち勝つために奮闘しています。
占領を支持するカイライ政権は、労働者の問題に介入し、政府にコントロールされた単一の官製組合を押し付けようとしてきた。のみならず民営化を進め、石油・ガス法を制定しようとし、労働者の利益に反して占領を支えてきた。
われわれ港湾労働者は、われわれの利害はイラクや全世界の労働者の利害と不可分だと考える。したがって、われわれは労働者の生活条件を改善し、占領当局のあらゆる陰謀、経済的、政治的プロジェクトを打ち負かす決意です。
われわれの闘いの勝利のために手をつなごう。
カリフォルニア港労働者万歳!
メーデー万歳!
国際連帯万歳!