ぶっ飛ばせるぞ!改憲集会、熱気あふれ大成功
5月2日、東京・飯田橋にて改憲阻止集会が242人の熱気あふれる結集で大成功した(写真)。ステージには、「ぶっとばせるぞ!改憲」と、迫力ある看板。攻めの改憲阻止闘争への挑戦の心意気が感じられた。司会の青年労働者の「徹底的に議論して団結したい」という熱いトークからスタートした。
講演は、まず国会傍聴をずっと続けている西川重則さん。憲法審査会・海外派兵恒久法・共謀罪の国会報告がされた。6歳で沖縄戦を体験した桑江テル子さんは、「軍隊は住民を守らない。教育の力は恐ろしい。沖縄は本土の捨石だった」という三つの教訓とともに、闘いの決意を述べた。
続いて、高山俊吉さんは、「攻めの改憲阻止とは、"憲法を守ろう"にとどまらない絶対反対の闘いだ。"4ヶ月で給料20万"の若手弁護士激増の現状にも、裁判員制度にも絶対反対で日弁連選挙を闘って9000対7000まできた。絶対反対こそが重要」と熱く訴えた。
会場からの意見では、職場で闘う労働者の気概あふれる発言。学生からは、「規制の中で一番恐いのは自己規制。ぶっとばして闘おう」との声。また発言では、動労千葉委員長の田中康宏さんが、アメリカ西海岸の港湾全体を止めたILWUの港湾ストと連帯し、イラクでもメーデーの一時間の港湾ストが闘われたことを報告した。「日の丸・君が代」に不起立で闘う河原井純子さんは、「嫌なことは嫌と言うことがいかに大切か。すべては1人から。改憲への道を絶対に許さない闘いを」と呼びかけた。
最後に鈴木達夫さんが、「改憲阻止の闘いは、ピンチをチャンスに変える闘い。希望は戦争ではなく、革命だ」とまとめた。(東京・東部・Y)