5・29-30 自治労中央委でサミット粉砕訴え
5月29-30日、石川県輪島市で自治労中央委員会が開かれた。労組交流センターの仲間は、参加した中央委員・傍聴者ら自治体労働者1700人に「世界は革命情勢だ。サミット粉砕、民営化絶対反対、人事評価制度拒否! 団結をつくって闘おう」と訴えた。さらに法政大での大弾圧を暴露し、国家権力と非和解で闘う学生と連帯しようと呼びかけた。
写真:「昨日、法政大学でサミット粉砕を訴えた学生が33人逮捕された。当局・国家権力と非和解で闘う全学連の学生と連帯しよう」と自治労組合員にアピール(5月30日)
千葉の自治体労働者・Yさんはマイクで、「私は民営化絶対反対のビラをまいて処分をかちとりましたが、皆さんと団結したくてここにやってきました。資本・当局の締め付けや弾圧に怒り、本当に闘いたいと思っている現場の仲間と団結したい。自治労100万が全国一斉に30分でもストライキをやったら戦争も改憲もサミットもふっとばせる。現場で闘う仲間の団結の力で自治労を変えよう。6月29日、サミット粉砕労働者集会に1万人が結集し、帝国主義強盗会議を粉砕しよう」と訴えた。これに対し、地元・輪島市職の自治労組合員が「心にしみ入りました」と共感を表明、握手を求めてきた。現場労働者は闘いと団結を求めているのだ。
中央委員会では、地公3単産の組織統合問題で代議員の3人に1人が自治労名称変更に反対した(昨年岩手大会では統合反対が5人に1人)。民営化と闘わないことを表す「地域公共サービス労組連合会」などへの名称変更を押し付ける本部に多くの県本部から反対意見が続出した。(K)