大阪・吹田機関区、動労西日本がスト 春闘第2波
3月22日(土)、国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)は、大阪・吹田機関区を拠点に08春闘第2波ストに立ち上がった。動労千葉スト、動労水戸ストに固く連帯して、広島・五日市ストに続く第2波ストとして闘われた。08春闘を、①、反合理化・運転保安確立、②、大幅賃上げ獲得、③、組織拡大を3つの柱として、ストライキに立ち上がったのである。午後のスト突入集会には40名の地域の闘う仲間が結集した。
3月17日に行われたJR貨物関西支社との春闘団交において、動労西日本は、「重大事故が起きてからでは遅い。本人同意なき休日出勤の強制、特休の買い上げを今すぐやめよ」と要求した。それに対して、会社は「就業規則、36協定があるから本人同意は必要ない」と居直った。労働者は奴隷ではない!会社は休日出勤を命じる理由を「欠員だから」と言っている。欠員を放置しているのは会社ではないか。欠員状態を解消できないのなら業務量を減らすしかない。
このストは、「ストは労働者階級の闘いの武器」であることを満天下に示した。何十人という職制を動員して圧殺を図ったが、ストは敢然と打ち抜かれた。連合中央の裏切りを乗り越えて、08春闘ではストライキのうねりが始まっている。3・16ワーカーズアクションの闘いとともに、労働運動の力で革命をやろう!の旗を高く掲げて、前進しよう。